リスティング広告の効果を前もってシミュレーションしておく

リスティング広告の出稿シミュレーションは、どのようなキーワードを使って掲載されるのかや、いくらぐらいの費用が実際に発生するのかといったことも大切になりますが、1番重要なことは、リスティング広告を掲載したときにコストパフォーマンスがどれぐらいなのかを知ることが主な目的として行われます。ですので1番大切な結果となるのは、コンバージョン単価や、コンバージョン数となります。

そのため、少なくとも、推定されるクリック単価や、コンバージョン率の推測値の2種類の数値を割り出す必要があります。これらの数値を割り出すことができれば、コンバージョン単価を割り出すことも可能となり、そして広告費にかけられる予算の金額をコンバージョン単価で割れば、推定されるコンバージョン数を割り出すことが可能となります。クリック単価や、コンバージョン率の推測値は、検索エンジンを運用している会社が便利なツールを用意しているので、これらのツールに、キーワードや、1日あたりの予算、入札単価を指定すると、リスティング広告を実際に掲載したときの推測値をすぐに割り出すことができます。中でも、選び抜いたそれぞれのキーワードごとのクリック単価の推測値のデータを準備することが大切なことになります。

実際にシミュレーションを行うときには検索ボリュームが一定以上あることが必要になります。充分な検索ボリュームがあるかどうかを判断するためには、1ヶ月あたりの広告費の予算より、選び出したキーワードが最上位に掲載され続けたときにかかる広告費が多いかどうかを基準にして考えるのが良い方法の1つとなります。そしてキーワードとの一致の仕方は完全一致を選ぶ必要があります。なぜなら部分一致を選んでしまうと、1件の検索に対して、幾つかのキーワードを指定しているような状況になってしまい、シミュレーションで割り出されたクリック数や、インプレッション値が、実際の値より多くなり、正確な数値を割り出せなくなってしまう可能性が高くなるためです。

そうなるとシミュレーションの結果の信頼性がなくなってしまいます。キーワードを完全一致の状態でシミュレーションをすればキーワードと全く同じ言葉で検索したときの結果を出すことができるので正確な数値を割り出すことができるようになります。初めてリスティング広告を掲載する広告主のコンバージョン率を割り出す場合、実績を基準にしてコンバージョン率を割り出すことができません。そんなときは、コンバージョン率は、およそ0.5%から2%ぐらいであると考えてシミュレーションしてみると、リスティング広告を導入したときのイメージが把握しやすくなります。